台湾南部にある7つの民進党が執政する県などの首長が、このほどダライ・ラマの訪台を要請し、台湾当局がこれを許可しましたが、これは台湾各界から激しい批判を招きました。
各界の有識者は、台湾南部がひどい自然災害を受け、救助と再建活動が行われているときに、民進党は海峡両岸関係を脅かす挙に出たが、これはその政治操作を通じての企みを露にした」と非難しました。
中国国民党の張栄恭副秘書長は27日、「これは民進党が被災を利用した政治操作であり、当局が救済に没頭しているときにかけた政治的奇襲だ」と述べました。
国民党の民意代表である呉育升氏は、「どんな災害にあっても、民進党はこれを口実に、台湾独立、チベット独立と両岸を対立させる活動などを行わないでほしい」と述べました。
また、台湾の学者邵宗海氏は、「ダライ・ラマの台湾における活動が宗教的なものであろうと、政治的なものであろうと、それはいずれも現在の両岸関係に悪影響を及ぼすだろう」と述べました。(翻訳:ooeiei)
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