中国商務省は25日、「EUから輸入したカテコール（catechol）に対する反ダンピング課税を8月26日以降も継続し、実施期間を5年とすることを決めた」と発表しました。

　中国商務省は2003年、EU原産のカテコールに対して反ダンピング課税を行うことを決めました。2008年、商務省は国内カテコール産業の申請を受けて、反ダンピング措置に対する最終審議を行いました。

　今回、商務省が発表した再審理報告は、反ダンピング措置の実施をやめれば、EU原産カテコールの中国に対するダンピングが継続することとなり、国内産業に再び悪影響を及ぼす可能性があるとしています。（翻訳：ZHL）