今年10月1日は、中国の建国60周年記念日に当たります。それにちなんで、数多くの文化イベントが北京で次々と行われています。また、数十本の映画も近いうちに全国で上映される予定です。

（写真：絵画展「新中国美術60年――祖国への報告」）

　中国美術館では現在、絵画展「新中国美術60年――祖国への報告」が行われています。建国60年来の美術作品700点以上が展示されています。中国美術家協会の劉大為会長は、「新中国が成立してから、経済、社会、生活、環境、文化、芸術の分野で、目覚しい成果を収めてきた。この絵画展を通して、世界の皆さんに中国を理解してもらいたい」と語りました。

　北京の首都博物館では、8月中旬から「千年の探索――考古と発展」、「多彩な中華文明」など4大特別展が行われています。中国の古代文明から、新中国の成立、そして、現在の目覚しい発展や生活面での大きな変化が示されています。また、9月下旬から、北京展覧館で、「輝かしい60年」と題された建国60年成果展が行われます。

　さらに、中国国家ラジオ映画テレビ総局は、40本の建国記念映画を製作し、近いうちに公開する予定です。そのうち、新中国の成立を描いた作品『建国大業』は、ジャッキ・チェーン、アンディ・ラウなど100人以上の有名俳優および監督によって手がけられ、注目を集めています。

　6月からスタートした建国60周年の祝賀イベントは5ヵ月間続く予定です。中国各地から集まった110以上の文化公演が北京で合わせて400回近く行われ、30万人の観客を動員する見込みです。（08/25　翻訳者：Lin）