韓国政府は17日、韓国現代(ヒュンダイ)グループと朝鮮のアジア太平洋委員会との合意を肯定しましたが、具体的な協定達成は、政府間の対話で取り決められる必要があると示しました。朝鮮の「労働新聞」は17日に論評を発表し、「韓国はまず、韓朝関係を破壊し、対話を妨げたことを反省すべきだ」と指摘しました。
韓国統一省の千海成(チョン・ヘソン)報道官は、この日行われた記者会見で、「韓国は、現代(ヒュンダイ)グループの玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)の朝鮮訪問、及び現代グループと朝鮮アジア太平洋委員会との合意を高く評価する。合意は政府レベルものではないため、両国の政府間対話は、この協定の内容を実現する最終的なルートだ。韓国はこの目標のために努力していく」と述べました。
一方、韓国がこのほど、朝鮮と対話を行う意向を示したことについて、朝鮮の「労働新聞」は17日、「韓国はまず、韓朝関係を破壊し、対話を妨げたことを反省し、統一に反対する対抗政策を放棄すべきだ」としています。(Katsu/田中)
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