世界保健機関(WHO)の韓卓昇(Hans Troedsson)中国駐在代表は14日北京で、「中国の医療衛生改革は、人を最優先した医療保険と公共衛生のコンセプトを現し、健康の公平を実現する上での重要な措置だ」と語りました。
この日、『2008年世界保健報告』の中国語版が北京で発表されましたが、これについて、韓卓昇代表は、「30年前、国際社会は健康と医療の公平実現を国際的な議事日程に入れたものの、世界での健康の不公平の度合いがエスカレートしていた。各国は医療衛生体制を調え、市民が公平に、均衡的に衛生資源を共有できるよう確保していく必要がある」としています。
韓卓昇代表はまた、「WHOは引き続き中国政府と協力を展開し、医療改革の実施やその効果測定に参加し、また、秋には中国で基本的薬物と農村の医療衛生に関する訓練を行う予定だ」と述べました。(翻訳:Yan)
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