中国の財政省、発展改革委員会、人力資源社会保障省、民生省、衛生省はこのほど、政府の衛生事業への投入システムに関する意見書を共同で提出しました。この意見書は、「中央政府と地方政府が衛生事業への投入を拡大し、政府の衛生事業における投入の伸び幅を一般財政支出のそれを上回るものとする。そして、政府の衛生事業における投入が一般財政支出や衛生事業の予算総額に占める割合を向上させることにより、住民の基本的な医療負担を軽減させていくべきだ」と提案しています。
この意見書はまた、「政府による衛生事業への投入は主に、公衆衛生、農村衛生、都市部コミュニティの衛生と基本医療保障に利用するほか、漢方医薬の発展にも利用するべきである。また、新しい農村合作医療や、都市住民の基本医療保険に対する補助政策については、引き続き実施、ないし充実化していくと共に、資金調達レベルや政府の補助基準を経済の発展につれて高めていくべきだ。さらに、都市部と農村部の医療援助制度を整備し、衛生事業への投入拡大と援助の強化を図っていくべきである」としています。(翻訳:トウエンカ)
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