中国商務省の傅自応次官は12日、国務院報道弁公室の記者会見で、「中国は対外貿易の安定成長を維持するための措置を積極的に講じている」と述べました。

　傅自応次官はその中で、「現在、中国経済は好転する傾向にある。しかし、国際経済の先行きは不透明で、外需の低下による圧力が依然として大きい。商務省は外需を安定させ、貿易構造の改革を重視し、良好な環境を作り、2国間における経済貿易関係を強化していく。国際金融危機によって、国際市場の需要が大幅に縮小し、貿易への融資も大きく減少し、中国の対外貿易に大きな影響を及ぼした。今年1月から7月までの輸出入額はいずれも去年同期より、2割以上下げたものの、国際市場において、中国の貿易額はいくらか上昇し、輸出入商品の構造も改善された」と述べました。（翻訳：トウエンカ）