中国商務省はこのほど、今春の『中国の対外貿易情勢の報告書』を発表し、「全般的にみると、中国の対外貿易に最近、積極的な変化が見られたものの、依然として厳しい外部環境に直面している」としています。
報告書はまた、「第1四半期、中国の輸出入は引き続き大幅な下落が見られたが、最近、下落幅が縮小されつつある。国際市場の需要が緩やかに回復しており、また、中国の輸出安定化、輸入拡大の政策も少しずつ効果が出てきたのにつれ、3月の対外貿易に回復の兆しが見られた」としています。
報告書はさらに、「目下、各国は金融安定化と内需刺激策を相次いで発表しており、そのため、世界経済と金融は悪化の傾向がある程度食い止められた。中国国内では、政府の講じた一連の成長確保、内需拡大、構造調整に関する措置は、徐々に効果が上がり、マクロ経済に積極的な変化が見られた」との見方を示しています。(翻訳:ken)
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