中国商務省の傅自応次官は12日、北京で行われた記者会見で、「多国籍の鉱業・資源グループであるリオ・ティントの事件は中国とオーストラリアとの健全な経済貿易関係に影響を及ぼさない」との考えを示しました。
その中で、傅自応次官は「上海市検察機関は商業機密侵犯罪、贈賄の疑いでオーストラリアのリオ・ティントグループ上海代表事務所の首席代表ら4人に対して逮捕の決定を下した。これは中国国内で発生した事件である。中国の司法機関は事実に基づき、また法律にのっとってこの事件を公正に裁くことができると信じている」と述べました。
また、傅自応次官は「この案件への対応で、中国政府および中国の司法機関は公開、公平かつ公正な環境を整備することを表明した」と強調しました。
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