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中国、国際平和維持に積極的に参加

2009-08-06 14:37:18     cri    























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 国連安保理が1948年5月29日、第一次中東戦争後アラブとイスラエルの停戦を監督するため、決議を採択し、36人の軍事オブザーバーをエルサレムに派遣することを決定しました。国連の平和維持活動がここから幕を開けました。それから61年間、国連の平和維持活動が中断したことがなく、その中にますます多くの中国人の姿が見られます。中国リポート、今日は中国が国際平和維持活動に積極的に参加していることについてお伝えします。

 2年前の2007年11月23日夜、スーダンのダルフールへ派遣される平和維持部隊隊員135人が河南省新鄭国際空港から出発しました。その時、兵士の一人がこのように語りました。 

 「我々は任務の重さと責任の重大さを十分意識しています。ベストを尽くして、国連の任務を行い、ダルフール地区の安定と発展に貢献をしていきます」と述べました。

 この135人からなるチームは国連がダルフールに派遣した初の平和維持部隊でした。パン・ギムン事務総長が国連総会に提出した報告で「スーダンのダルフールでの平和維持活動は、とても困難な任務だ」としています。

 さて初の部隊がダルフールに着いた数ヵ月後に、CRIの記者が現地に赴き、隊員たちの生活を取材しました。隊長の上官林広さんは「ダルフールは砂嵐が多く、時には視界が数メールしかない。お昼の最高気温は42度以上。キャンプの周りには雑草ばかり、毒蛇など虫も多い」と述べました。

 厳しい条件の中でも、隊員は効率よくキャンプ地の建設作業を進めていました。空港、道路、橋、井戸掘り、兵舎などの任務を果たし、道路は6200メートル以上を作りました。国連・アフリカ連合ダルフール特別代表のアダダ氏は「中国平和維持部隊は奇跡を行った」と述べました。

 ダルフールでの活動は、中国が参加している国連の平和維持活動の一部です。1990年4月、中国は初めて「国連停戦監視団」に5人のオブザーバーを派遣しました。

 国連の61年の平和維持の歴史と比べて、中国が参加したのは20年でしかありません。しかし、最初の5人のオブザーバーから現在の延べ1万人余りの平和維持部隊隊員を派遣しており、中国は安保理常任理事国のうち、一番多くの平和維持部隊を派遣した国となっています。スーダン、コンゴ、リベリア、レバノン、東チモール、ハイチなど、中国平和維持部隊の姿がアフリカ、中東、南アジア、ラテンアメリカで見られています。

 陳海花さん、普通のお医者さんです。2006年、陳さんはリベリア平和維持部隊と共にアフリカの大地に足を踏み入れました。8ヶ月の任期中、陳さんとメンバーたちは現地の患者5000人以上を診察し、250人の重症患者を治療しました。陳さんは「2006年7月25日のことでした。妊娠している女性が病院に運ばれてきました。すでにショック状態でした。8時間の手術で、彼女が無事に男の子を出産しました。そして名前にはリベリアのリに中華の華をとり名づけられたそうです」と述べました。

 今まで派遣された平和維持部隊は現地で道路7000キロ、橋200を建築しました。また、4万人余りの患者を治療し、地雷などの爆発物7000個以上を取り除きました。残念ながら平和維持任務を遂行する中、8人の隊員が死亡しました。現在およそ2000人ぐらいが世界各地で国連の平和維持活動を行っています。

 今年2月、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所が発表した報告は、「中国は国際平和維持分野でますます大きな役割を果たしている。中国はこれらの貢献を通じて、世界の期待に応えている」としています。中国が世界の平和を維持する決意と国際平和維持活動で果たしてきた役割は、責任感のある国の姿勢を表しています。(翻訳:ooeiei)

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