スペインの有名な景勝地マヨルカ島で30日、現地の治安部隊を狙った自動車爆弾によるテロ事件が発生し、2人が死亡しました。事件発生後、EU・欧州連合とフランスは事件を強く非難しました。
スペインのメディアによりますと、爆発はマヨロカ島にある治安部隊の基地外で発生し、原因は調査中だということです。犯人の逃亡を防ぐため、事件発生後、現地政府はマヨルカ島に通じる海路と空路を封鎖しました。
スペインのザパテロ首相は30日、飛行機で急遽マヨルカ島入りし、爆発現場を視察し、事件を強く非難しました。ザパテロ大統領は、「テロ組織のエタはその犯行に代価を払わなければならない」と語りました。そのほか、スペインの与党・社会労働党のアロンソ報道官は30日国会での記者会見で、「爆発事件は民族分裂勢力『ETA・エタ』による犯行だ」と明らかにしました。
EU委員会とEU輪番議長国のスウェーデンは30日、それぞれ声明を発表し、このテロ事件を強く非難しました。
フランス外務省は公報を発表し、「フランスは断固としてスペインとスペイン国民を支持し、あらゆる努力を払ってスペインのテロ取締りにできる限りの支援を提供する」と明らかにしました。(07/31 翻訳者:Lin チェッカー:大澤)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |