ヨルダンのアブドッラー国王は27日、アンマンで、アメリカのゲイツ国防長官と会談しました。双方は、当面の中東情勢と和平プロセスの再開に向けての努力について、意見を交わしました。
アブドッラー国王は、「パレスチナ問題を公正的に解決する方法を探り出す、すなわち、独立国家を建設することは、中東地区が平和と安定を実現する礎だ。アメリカは、『二カ国案』に則って、パレスチナとイスラエルの平和を解決する努力の上で重要な役割を果たしている」と強調しました。
会見後の記者会見で、ゲイツ国防長官は「アメリカは、ヨルダンが中東和平プロセスで払った努力を評価する。ヨルダンは地区問題で積極的な役割を果たしている」と述べた上で、アメリカ、ヨルダン双方がパレスチナ問題、イラク情勢、テロ取締りでの交流や協力を強化していくことを期待しました。(朱丹陽)
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