ADB・アジア開発銀行は、23日に発表した報告書『アジア経済観測』の中で、「中国は、世界の大多数の先進経済体が低迷する中、依然として成長を保っている数少ない大型経済体の一つだ。これは、東アジア経済復興の原動力となるだろう」と述べました。
この報告書は、「中国のGDP ・国内総生産は、引き続き適度な成長を保っている。第1四半期の成長率は6.1%で、1999年第4四半期以来、最低の値となった。しかし、第2四半期には、成長が加速し、7.9%に達した。内需が減少したものの、東アジアのその他の国と比較すると、依然として、かなりの勢いを保っている」とした上で、さらに、「外需の大幅な減少は、東アジア各経済体の経済成長に深刻な影響を及ぼしたが、中国経済は、健全な成長を引き続き保ってきた。これは、中国政府が実施する大規模な経済刺激計画の効果によるものだ」と指摘しました。(翻訳:トウエンカ)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |