アメリカの東アジア・太平洋担当のカート・キャンベル国務次官補は18日、韓国の首都ソウルで、「アメリカは朝鮮問題で二つの政策、つまり、特定の状況の下で関連会談を行うことに同意すると共に、朝鮮に対する国連安保理の関連決議を実行することだ」と表明しました。
カート・キャンベル次官補は、「現在の状況の下で、朝鮮が核の野心を放棄すれば、アメリカは朝鮮と会談するつもりだ。重要なのは朝鮮にはっきりとしたシグナルを出すことだ。それは朝鮮が交渉のテーブルに戻り、逆転できない方式でその核計画を放棄することだ。われわれは6カ国協議の枠組の下で、朝鮮と会談したい」と述べました。
カート・キャンベル次官補はまた、「アメリカは朝鮮半島の核問題をめぐる6カ国協議に参加する朝鮮以外の5カ国と今後の措置について積極的に検討している。5カ国会談を行うには引き続き協調する必要がある。アメリカは韓国とある場所で5カ国会談を行う可能性について討議した。しかし、この会談には多くの準備作業が必要だ。プーケット島で開かれる第42回ASEAN 外相会議期間中にアメリカや韓国、日本、中国、ロシアが会談を行うかははっきりしない」と述べました。
なお、カート・キャンベル次官補は18日から3日間に渡って韓国を訪問しています。これは国務次官補に就任後の初の韓国訪問です。(翻訳:トウエンカ)
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