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安保理、朝鮮の核実験に関する決議草案を討論

2009-05-28 11:13:29     cri    

 国連安保理の輪番議長であるロシアの国連常駐代表チュルキン氏は27日、「安保理は朝鮮の核実験に関する決議草案の討論を進めており、朝鮮半島の非核化と地域安定をめざしている」と明らかにしました。

 チュルキン輪番議長が記者の質問に答えた際、「安保理は政治と外交の力でこれを実現させる」としたものの、決議草案の具体的な内容に触れませんでした。

 同日、日本の国連常駐代表高須幸雄(たかす ゆきお)氏は、「安保理の関係理事国は朝鮮の核実験に関する決議草案を提出するとともに、非公式な二国間交渉を行い、より多くの共通点を見出すことに取り組んでいる」と語りました。

 米国のクリントン国務長官は27日の記者会見で、「同盟国の韓国と日本が朝鮮からの威嚇を受けた際、米国は安全保障を提供する」と改めて表明し、朝鮮が核実験計画を取り消し、6ヶ国協議に復帰するよう呼びかけました。

 米ホワイトハウスのギブス報道官も同日、「朝鮮の核実験は戦争の挑発と威嚇である。これは、朝鮮が国際社会から離脱することに拍車をかけるだけである」と述べました。

 ロシアのメドヴェージェフ大統領と韓国のイ・ミョンバク(李明博)大統領は27日に電話会談を行い、朝鮮の核実験とミサイル試射などで緊張化した北東アジアの情勢について意見を交わしました。(翻訳:KH)

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