ホンジュラスのミチェレッティ暫定大統領は16日、調停役を務めているコスタリカのアリアス大統領が提出した「和解政府」の樹立に関する提案を拒否しました。

　ミチェレッティ大統領は同日大統領府で「臨時政府は国際社会が払った努力を尊重する。しかし、臨時政府には確固とした立場と民主体制があり、他の国からの『いかなる強引な決定』も受け入れなず、敵意ある行動や内政干渉については反撃する用意もある」と強調しました。

　アメリカ政府の提案で、アリアス大統領は9日、政治危機打開のため、調停役を務めることになりましたが、同日の会談で、大統領職を追われたセラヤ氏とミチェレッティ大統領はいずれも譲歩しませんでした。（翻訳：ZHL）