新疆大学外国語学院で3年間勤めてきたカナダ人のジョセフ・カンバール氏は10日、7.5事件に大変ショックを受けたと語り、次のように話しています。
「私はこの国が好きで、この地方が好きです。ここの全ての人、ウイグル族も漢民族も好きです。食事に行けば、中華もウイグル族の食事もどちらも食べられるし、どちらも美味しいです。病院に行けば、診断をするのはウイグル族の医師で、手術をするのは漢民族の医師だったりします。民族が違っていても、一緒に働いてうまく協力し合っていることに、私はいつも感激しています。というわけで、この事件の発生に対して、とても複雑な思いを抱いています。私は教え子のみんなを愛しています。」
カンバール氏は500人の教え子を持っていますが、そのうちの200人はウイグル族です。カンバール氏によりますと、新疆大学では、事件に関わった学生がなく、ウイグル族と漢民族の学生はこれまで通りに話し合ったりしているということです。(閣、金井)
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