2009年世界高等教育大会が5日、パリのユネスコ(国際連合教育科学文化機関)本部で開幕されています。この4日間にわたって開かれる大会は「高等教育の新しい原動力、社会変革と発展の研究」をテーマにしています。
大会には、ユネスコ加盟国の教育相、国際機関の代表、大学、研究機関の専門家ら約1500人が出席しています。ユネスコの松浦晃一郎事務局長が大会の開催を宣言しました。
この大会に出席した中国の周済教育相は基調講演を行い、「われわれは国際交流が盛んになってきた重要な時代にいる。国家間、地域間の活発な協力によって、国際高等教育の交流と協力を促した」と述べました。周済教育相はまた、国際教育の交流と協力をさらに推進し、高等教育が現在、そして、将来の人類の持続可能な発展のために、ユネスコがきわめて重要な役割を果たすよう求めました。
今回の大会は、1998年からの高等教育分野の変化を振り返り、総括すると共に、予測できる今後の高等教育政策および教育機関の発展戦略に影響する新しい原動力について検討し、高等教育がどのようにして国家発展におけるニーズや個人の希望を満たすのか、その具体的な行動案を提出します。(翻訳:トウエンカ)
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