第1回北欧地域中国語教育シンポジウムが23日から24日にかけて、ノルウェー西部の沿海都市ベルゲンで行われました。

　今回のシンポジウムはノルウェー・ベルゲン孔子学院が主催し、北欧各国の孔子学院の協力によるものです。このシンポジウムでは、北欧各国からの十数人の中国語教師の代表が、北欧各国の中国語教育の現状やその土地の事情にあった教材の編集やその利用、問題点、重点などについて検討しました。

　ベルゲン孔子学院の中国側の謝衛院長は、「北欧地域の中国語教師を援助することは孔子学院の責務だ。教師の代表たちは、北欧地域中国語教育学会の設置のために共に努力しており、この学会はより幅広い学術交流の場になるだろう」と述べました。

　デンマーク・コペンハーゲン大学の中国語教師の代表は、「北欧には似通った言語と文化があるため、中国語教育において、共通の問題を抱えている。シンポジウムは教育と学術交流の貴重な場として、北欧地域の中国語教育のレベルと学術レベルを向上させていくだろう」と述べました。（翻訳：トウエンカ）