中国外務省の何亜非外務次官は2日、「中国は気候変動を口実に貿易保護を実施することに強く反対する」と表明しました。
中国の胡錦涛国家主席は8日から10日にかけてイタリアで開かれるG8・主要8カ国と発展途上国の首脳サミットに出席するほか、イタリアやポルトガルに対する公式訪問を行います。これに先立って何亜非外務次官は記者会見で、「サミット期間中に経済大国エネルギー安全と気候変動シンポジウムが行われる。その目的は共通認識と協力を強化し、国連交渉に政治的な原動力と支持を与えることにある。気候変動は全人類が共に直面しているチャレンジだ。各国は国連気候変動枠組条約および京都議定書に基づき、気候変動問題における国際交渉と協力を行うべきだ。交渉やシンポジウムでも、共通でありながらも異なる責任を持つという原則を堅持するべきだ」と述べました。(翻訳:トウエンカ)
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