新型インフルエンザの感染拡大を受け、香港では29日から、妊婦と2歳以下の幼児を除いた軽症患者に対し、入院措置はとらず自宅療養とする方針にしています。ただし、軽症患者は、政府に指定された診療所による経過観察を受けることが義務付けられています。
香港衛生防護センターは、入院治療ではすでに感染拡大に対応しきれないとしており、重症患者の治療に医療資源を集中させるため方針を変更したと説明しています。
香港では、28日までに695人の感染者が確認され、そのうち554人が回復しました。(鵬)
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