6月26日は国際麻薬取締りデーに当たります。それを前に、中国最高人民法院(最高裁判所)の張軍副院長は25日北京で、「ケタミンや、メタドンなどの新型麻薬に関する犯罪が絶えず増える中、中国の裁判所は公安機関と共に、緊密に連携して源から麻薬犯罪を取り締っていく」と語りました。
張軍副院長は、「ここ数年、海外市場で易制毒化学品に対する需要が絶えず拡大し、中国の化学物質が不法ルートで流出するリスクも増えつつある。これに対し、公安部門は最高人民法院と共に新しい規範である『制毒物質犯罪案件の適用法律に関する若干の意見』を策定し、源から麻薬犯罪を取り締っていく」と語りました。
報道によりますと、2008年、中国の裁判所は合わせて4万3000件以上の麻薬犯罪案件を審判し、麻薬犯罪の取締に重要な役割を果たしたということです。(06/25 翻訳者:Lin チェッカー:吉田)
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