中国とアメリカの国防当局による第10回防衛協議が23、24日の両日、北京で開かれました。双方は、両国の元首による合意内容を積極的かつ着実に実施し、軍事関係を発展させていくことを確認しました。
中国人民解放軍の馬暁天副参謀長はアメリカに対し、確実な措置を講じて軍事関係における障害を取り除き、長期的かつ安定した発展を推進していくよう求めた上で、台湾問題は中国の核心的な利益にかかわるため、台湾へのアメリカの武器売却に反対する立場が変わることはないと強調しました。
これに対し、アメリカのフロノイ国防次官は「台湾海峡の情勢が緩和したことを歓迎したい。これは地域の安定にプラスとなると考えている。アメリカは『1つの中国』という政策を堅持し、台湾独立は支持しない」と表明しました。(鵬)
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