中国とアメリカ国防省の第10回国防事務協議が23日、北京で開かれました。両国の国防省が国防事務協議を行うのはオバマ大統領が就任後、今回が初めてです。

　中国人民解放軍の馬暁天副総参謀長とアメリカ国防省のミッシェル フローノイ国防次官が双方の代表団団長を務めます。双方は23日の午後と24日の午前に、両軍の関係や国際と地域の安全情勢および共に関心を寄せる問題について踏み込んだ意見交換を行います。今回の協議は、両軍の関係強化に関する共通認識の実行を目的としています。

　中米国防事務協議メカニズムは1997年から始まり、2007年12月まで9回行われました。現在、このメカニズムは、両国の国防部門の交流と協力における重要なルートとなっています。

　（翻訳：洋　チェック：大澤）