「平和天使―2009　中国・ガボン人道医療救援共同行動」に参加する中国の医療専門家は19日、ガボン軍と地方病院の医療関係者を対象に医療救援活動や防疫などの専門講座を開きました。

　軍医のイワラ少校は「中国専門家の講座を聞いて、とても勉強になった。われわれの災害救援に大いに役立つだろう。中国軍の経験を学び、大きな成果を収めた。われわれは新しい技術と手段を活用して、災害による疾病の治療に当たっていかなければならない」と話しています。

　この日、医療・防疫専門家は、重大な災害による医学上の救援、血液による感染、腸の伝染病、虫媒体による伝染病の予防と抑制、飲用水の衛生、防疫技術などの専門知識と経験を紹介したほか、熱帯医学に関する学術論議も行いました。

　マココー地区病院のジュリアン院長は、四川大地震の際の緊急医療救援活動の説明に真剣に耳を傾けた後、「中国専門家の話は非常に具体的で、中国軍の震災救援における経験は非常に貴重だ。中国政府と軍による救援は私に深い印象を与えた」と述べています。（翻訳：トウエンカ）