中国海南省衛生庁の白志勤庁長は15日、「海南が報告した初の新型インフルエンザの感染例は国内感染のものだ」と明らかにしました。
感染者は女子大生で、12日に新型インフルエンザの感染が確認されました。紹介によりますと、感染者は発病前の10日間、出国もせず、新型インフルエンザの患者や海外から来た人にも接触したことがなくて、感染源が不明だということです。
白志勤庁長は「国内本土の発生は、新型インフルエンザの蔓延が速くなり、範囲を広めている現われである。しかし、海南の感染者を含む中国の患者の病状は軽くて、治療の効果も著しい」と述べました。
国家衛生省は感染源の確認に力を入れています。
なお、14日夜10時まで、中国大陸で確認された感染者数は合わせて196人となっています。(Katsu/金井)
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