双方は午前の会談でケソン工業団地における各自の立場を説明し、午後の会談で具体的な問題について検討しました。

　報道によりますと、朝鮮は朝鮮側労働者の給料を現在の5倍以上となる300ドルに、土地のレンタル費用を5億ドルに引き上げることを提出したと共に、これらの問題について引き続き交渉していくことを示しました。一方、韓国側は、拘束されている韓国企業の職員を出来るだけ速く釈放するよう朝鮮側に促しました。

　朝韓関係が緊迫し続けているため、ケソン工業団地は両国間の唯一の協力プロジェクトとなっています。今回の会談はケソン工業団地の今後の発展に大きく関わると見られています。（翻訳：トウエンカ）