エールフランス社の最高執行責任者ピエール氏は1日、当日消息を絶った旅客機はブラジル海岸とアフリカ海岸の間で行方不明になったことを明らかにしました。

　これはピエール氏がこの日パリのシャルルドゴール空港で記者会見して述べたものです。ピエール氏は、その際「旅客機が行方不明になったところは、ブラジル海岸とアフリカ海岸の間の海域にあり、その範囲はおよそ数十海里に上る」と述べました。

　事故原因に触れた際、ピエール氏は、「旅客機からの警報を分析して10余りの技術上の情報を得た。これにより、事故発生当時、旅客機の一部装備に故障が起きたと言える」と述べました。（朱丹陽）