広西チワン族自治区による台湾の果物の購買協定の調印式が25日、台南県で行われました。広西チワン族自治区は、台南県玉井郷からパイナップル、グアバ、カリンの3種類を合わせて150トン、総額1000万台湾ドル以上を買い付ける計画です。

　紹介によりますと、これらの果物は船で高雄港からアモイに運ばれ、また冷凍設備のある貨車で広西チワン族自治区の14の市に送られるということです。

　台南県玉井郷農業協会の黄澄清幹事長は、「台湾の果物は種類が多く、品質もいい。しかし、ここ数年、販売のルートの開拓が問題となっていた。今回の広西チワン族自治区の買付け規模は大きくはないが、台湾の果物が大陸市場に入るには有益な試みだ」と述べました。（翻訳：洋　チェック：安藤）