台湾では21日午後、2人目の新型インフルエンザ感染者が確認されましたが、この感染者と同じ飛行機に乗り合わせた乗客のうち、24人が香港に到着しているということです。

　この患者は、アメリカに留学している22歳の女性で、19日、ニューヨークから香港に到着した後、台北行きの便に乗り換えました。ニューヨークから香港までの便には、この患者の前後3列に座っていた人は63人で、そのうち24人が香港入りしました。また台北行きの便では50人がこの人の近くに座っていましたが、すべて台北に入っているということです。

　なお台湾では、これまでのところ、感染者は3人となっています。3人目は23歳の女子留学生で、21日にアメリカ・サンフランシスコから台湾に戻ったところでした。(鵬・金井)