梁光烈国防相は21日北京で、日本の古庄幸一元海上幕僚長の率いる「中国政治経済懇談会」代表団と会談しました。

　席上、梁光烈国防相は、「ここ数年、中日両国の努力によって中日両国関係と双方の防務面での交流は大きな成果を上げ、相互信頼は深まり、両国の戦略的互恵関係のさらなる発展に向け、良き環境が出来た。この成果を大切にし、維持していくべきだ」と述べました。

　梁光烈国防相は、また「中国側は日本側と共に、双方がこれまで交わした四つの政治文書の原則と精神に則り、両国間の問題と相違に適切に対処し、幅広い交流を行って相互の理解と信頼を深め、両国関係と防務関係の健全な発展を推進したい」と述べました。

　古庄幸一元幕僚長は、両国のここ数年の防務面の交流を高く評価した上で、「これからは両国の青年士官の交流を通じて、相互信頼を深め、両国の戦略的互恵関係を全面的に発展させていきたい」と述べました。（翻訳：黄恂恂）