キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長は11日、ハバナで、「キューバは米州機構(OAS)への復帰をしない」と改めて強調しました。
これは、カストロ氏がキューバの政府側のウェブサイトに掲載した「闘争は始めたばかり」という署名入り文章で述べたものです。カストロ氏はその中で、「キューバは別の方式で問題を考えるラテンアメリカとカリブ地域のその他の国の準則を尊重している。しかし、キューバはこの機構の加盟国になりたくない」と述べています。
キューバはもともと、米州機構の加盟国でしたが、アメリカがキューバを孤立させる政策をとり、1962年に米州機構でキューバを排除する決議を採択させました。それ以降キューバは米州機構の活動に参加する機会がなくなったということです。(翻訳:玉華 チェック:大澤)
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