中国衛生省のウェブサイトによりますと、5月5日午後、中国衛生省とWHO・世界保健機関の中国駐在事務所は北京で、諸外国の中国駐在大使館と国際機関にA型インフルエンザ(H1N1)の対策状況について報告しました。
WHOのハンス・トロエドソン中国駐在代表は「現在、世界は新型インフルエンザに対する警戒レベルが『フェーズ5』にあり、世界的大流行(パンデミック)を意味する『フェーズ6』まであとわずかであることを意味している」として、各国は緊急対策をいち早くスタートさせて、積極的に対応するべきだと強調していました。
中国政府はこのほど、中央財政から50億元を拠出して、A型インフルエンザ(H1N1)対策に当てます。
6日午後4時半頃、メキシコに滞在する98人の中国人旅客を乗せた中国南方航空のチャーター便が、上海浦東国際空港に到着しました。また、メキシコ政府のチャーター便も上海、北京、広州、香港などからの103人のメキシコ人を乗せて、6日未明、メキシコに向け帰国しました。(翻訳:東)
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