A型インフルエンザ(H1N1)は世界中へ広がる中、アフリカ大陸でも厳しい状況に直面しています。アフリカ連合は、4日から8日の間に、エチオピアの首都アジス・アベバで衛生相会議を開き、対応策と、アフリカ大陸における疫病予防体制の構築を検討する予定です。
アフリカ連合は4月30日、加盟国に予防警告を発し、共同で対応するよう要求しました。
アフリカでは感染者はまだ確認されていませんが、感染疑い例の患者は南アフリカで2人、ベニンで1人がいるということです。
アフリカ駐在のWHO関係者は、「アフリカは医療面で立ち遅れ、経済力も弱いため、一旦A型インフルが広がると、大変な結果となるはずだ。従って、できるだけ早く予防と監督を強化しなければならない」と述べています。(翻訳:李軼豪)
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