メキシコの衛生部門は先月30日の夜、「全国でインフルエンザA型(H1N1)の患者数は312人に上り、そのうち12人が死亡した」と発表しました。
この日行われた記者会見でメキシコのコルドバ保健相は「アメリカとカナダの実験室でメキシコの感染の疑いのある人の体液のサンプルを検査した結果、312人がインフルエンザA型に感染したことが分かった。そのうち、12人が死亡し、残りの300人は治療を受けている」と述べました。
メキシコ政府はこの日の夜、1億2300万ドルの資金を拠出して、インフルエンザA型の感染抑制に当てることを発表しました。
韓国の疫病抑制本部は1日、「韓国ではインフルエンザA型の疑いのある患者2人を発見した。そのうち、一人は44歳の女性で、感染地域には行ったことはないが、メキシコから帰国した韓国で初めての感染疑いのある患者と密接に接触した」と表しました。
アメリカ衛生と民衆サービスを担当する部門は先月30日、「感染が拡大しつつあるインフルエンザA型ウィルスを予防するため、治療の薬品を1300万セットを追加購入して、備蓄する」と発表しました。日本とシンガポールの研究者たちは迅速にインフルエンザA(H1N1)型ウィルスを検出する新しい装置を開発しているということです。(05/01 翻訳:Yin 専門家:大澤)
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