アメリカ自動車大手ビッグ3のクライスラーのナルデリ会長兼最高経営責任者は30日、破産法申請を行い、「イタリア自動車大手フィアットとの包括提携を締結する」と明らかにしました。
これは「クライスラーは財務省の指導で、破産法11条に基づく会社更生手続きの適用を申請する」と表しています。
クライスラー側は「フィアットと包括提携を締結した。世界の生産・供給基地をそれぞれ改善し、双方の市場に進出することを決めている。30日から60日の間に新しい会社を設立する」と示しています。
ナルデリ会長は「今月4日から工場の生産は一時停止することになる。30日から60日の間で生産を回復する。クライスラー販売店の経営とアフターサービスは相変わらず続いていく」と語りました。
アメリカのオバマ大統領はこの日、クライスラーの経営破綻についてテレビ演説を行い、妥協をしない債権者を非難した後「クライスラーは破産によって、債務の解決をし、再生を実現するよう」求めています。(05/01 翻訳:Yin 専門家:大澤)
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