中国国家品質監督検査検疫総局(検疫と品質制御を総括管理する部門)は30日、インフルエンザA型(H1N1)による感染が広がっているため、空港や埠頭などに検疫所を設け、体温検査を中心とする簡易検査を行うことを明らかにしました。
中国の空港は、メキシコ発とメキシコ経由便を利用した入国者に対して、専用の通路を設け、体温検査をすでに行っていますが、今後アメリカ発とアメリカ経由便の利用者にも同じ措置を取ることになります。体温が37.5度を超える入国者はインフルエンザA型の感染を識別するための診断を受けるほか、同じ便の搭乗客も厳しい調査を受けることになります。また、メキシコやアメリカからの航空機、船などに対して厳しい消毒作業を施すほか、機内と船内のゴミは無公害処理してから廃棄されるということです。(翻訳:KH)
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