中国を公式訪問している日本の麻生太郎首相は30日、中国の大手鉄鋼メーカー、首都鋼鉄グループの工場を見学しました。麻生首相は「中国の鉄鋼業は、環境保護とエネルギー利用効率の向上を両立させている」と述べました。
麻生太郎首相は30日午前、中国と日本が共同で進めている省エネ事業の主要設備「コークス乾式消火設備(CDQ)」を見学しました。その後、麻生首相は中日青年企業家交流会に出席し、「世界最大の粗鋼生産量を誇る中国と、最高レベルの省エネ技術をもつ日本が、鉄鋼業で連携してより大きな成果をあげるよう期待している」と語りました。
麻生首相はさらに、太陽光発電、環境にやさしい自動車の開発など省エネ・環境保護と高齢化対策で、両国が協力を強化することを提案しました。(鵬・吉田)
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