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各国、豚インフル対策を強化

2009-04-28 13:47:07     cri    

  

 メキシコで13日に豚インフルエンザ感染により人が死亡した後、27日までに、死亡者数は149人に達しました。そのうち、20例は豚インフルエンザウイルス感染と確認されました。メキシコでの感染人数はすでに1995人となっています。また、世界の多くの国でも豚インフルエンザの感染、あるいは疑似症例が見つかりました。

 27日、スペイン政府は一人の男性が感染したことを確認しました。これは本国、またヨーロッパで見つかった初の症例です。コスタリカ衛生省がこの日、27日午前まで、病院は17例の疑似症例を収容したと発表しました。このほか、ペルーやフランス、チェコ、イスラエル、韓国などでも疑似症例が見つかっています。

 国連のパン・ギムン事務総長は27日声明を発表し、「豚インフルエンザはすでに国際社会が注目するもっとも重大な問題となった。各国はこれに対応する協力を強化するべきだ」と述べています。

 一方、WHO・世界保健機関は27日夜、豚インフルエンザの警戒水準を4に引き上げることを発表し、疫情に対する監視を高度に重視し、疑似症例を厳格に隔離し、医学観察を行うよう各国に呼びかけました。豚インフルエンザの感染が広がっている状況の下で、各国も緊急対策を講じています。

 メキシコ政府は27日から休校の範囲を感染地区から幼稚園を含む全国に拡大し、蔓延を防止しています。

 フランス外務省は緊急対応センターや電話問い合わせラインを設けました。

 アメリカ国務省では、疾病抑制予防センター、空中、陸上税関管理当局も警告を出し、国民のメキシコへの登航延期勧告を出しています。

 さらに、インドネシアやマレーシア、シンガポール、セルビア、ブルガリア、クロアチア、スロヴェニア、マケドニア、モンテネグロ、チェコ、ボヘミア、ポーランド、アルゼンチン、チリ、ボリビア、ウルグアイなどの各衛生部門も豚インフルエンザへの緊急対応策を取っています。(翻訳:トウエンカ)

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