中央アジアのカザフスタン、タジキスタン、アゼルバイジャンの3カ国は27日、豚インフルエンザへの対策として、メキシコなどアメリカ州からの豚肉の輸入を停止すると発表しました。
カザフスタンでは、豚インフルエンザが国内に広がるのを防ぐため緊急対策を取っており、メキシコやパナマ、アメリカ、キューバなど11カ国産の豚肉と豚肉製品の輸入を停止しています。
アゼルバイジャン農務省は27日、感染の状況が明らかになるまで、アメリカ州からのすべての肉製品の輸入を禁止すると発表しました。
タジキスタンのミルゾイェブ衛生次官は「国民の大部分がイスラム教徒で、豚インフルエンザに感染する可能性が小さいが、政府としては、感染を徹底的に防ぐため豚肉と豚肉製品の輸入を禁止している」と述べました。(鵬・吉田)
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