イラクでは23日、首都バグダッドとバグダッド北部のディヤラ州でそれぞれ自爆テロが発生し、およそ200人が死亡しました。

　一件目の自爆テロは、バグダッド市内で発生したものです。イラク内務省が明らかにしたところによりますと、警官がホームレスに救援物資を配給した際、容疑者が体に仕掛けた爆発物を爆発させました。それにより、少なくとも28人が死亡し、50人が負傷しました。

　また、二件目の爆発事件はディヤラ州の州都バクーバ付近で発生したもので、少なくとも48人が死亡し、63人が負傷しました。現地の警察側によりますと、事件の発生時間はちょうどひるどきで、容疑者は客でにぎわうレストランで、衣服に仕掛けた爆発物を爆発させたものです。（翻訳：ZHL　チェック：米村）