中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は22日北京で、パキスタン下院のミルザ議長と会談した際、「双方が採択した協議とプロジェクトを着実に実行し、できるだけ早く成果をあげるよう期待している」と述べました。

　呉邦国委員長は中国とパキスタンの友好関係を高く評価し、「パキスタン側が国の安定と発展に尽くした努力を中国は支持している。長期的な視点に基づき両国関係を発展させ、友情と協力を深め、より緊密的な協力パートナー関係を推進し、地域の平和に貢献していきたい」と述べました。

　ミルザ議長はパキスタン初の女性議長です。呉邦国委員長の話に対して、ミルザ議長は「中国との関係はパキスタンの最も重要な二国間関係である。交通、エネルギー、自由貿易区などの分野における双方の協力関係をさらに強化していきたい。パキスタンは一つの中国という政策を堅持し、台湾、チベットなどの問題に関する中国政府の立場を支持する」と述べました。

　双方はまた、中国全人代とパキスタン下院との交流と協力を引き続き推進していくことで一致しました。(翻訳：ooeiei　チェック：安藤)