カザフスタンのナザルバエフ大統領は6日首都のアスタナでイランのアフマディネジャド大統領と会談しました。双方は各分野における両国の協力関係を一段と発展させ、国際金融危機に共に対応し、地域安全、国際安全などの問題について意見を交換しました。
ナザルバエフ大統領は、「カザフスタンはイランの原子力平和利用の権利を承認する」と述べた上、各国に原子力発電所の必要な燃料を提供するため、カザフスタン国内で核燃料バンクを創設することを提案しました。
これに対し、アフマディネジャド大統領は、「イランは新しい世界の金融と通貨システムを確立するというカザフスタンの提案を支援し、カザフスタンがイランを経由して、国際市場に石油と食料を輸出することに同意する。また、カザフスタンのエネルギーや交通輸送、農業分野の投資プロジェクトに参加したい旨を表明しました。
会談後、双方は両国はスポーツや医療衛生協力の覚書などの協力文書に調印しました。(翻訳:トウエンカ)
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