およそ一億人の農民工(出稼ぎ労働者)が都市部と農村部を移動する中で現れた医療保険問題について、6日発表された中国共産党中央と国務院が出した『医薬衛生体制改革の強化に関する意見』では、今後、農村部からの出稼ぎ労働者、農民工の基本的な医療保険問題を適切に解決していくと明らかにしました。
『意見』は、労働契約を結び、企業と安定した労働関係を確立した農民工に対しては、国の規定に基づき、雇用企業(事業体)の資金納付責任を明確にすると共に、農民工を都市部職員の基本的医療保険制度に組み入れること。他の農民工は実際の情況に従って、戸籍所在地の新型農村協力医療または勤務地の都市部住民の基本的医療保険に加入することを求めています。
専門家は、農民工の基本的医療保険問題はおよそ1億人にかかわっています。農民工の基本的医療保険問題を適切に解決することは、彼らの基本的な権利を守り、社会の調和の取れた発展を促し、公平と正義を維持するために重要な意義があると分析しています。(翻訳:ZHL チェック:吉田)
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