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EU、「発展途上国への支援は覆行する」

2009-03-27 15:52:22     cri    

 欧州委員会のバローゾ委員長は26日、ブリュッセルで、「EUは景気後退を理由に、発展途上国を援助するという責務を果たさないことはない」と述べました。

 バローゾ委員長は、「EUは、発展途上国が世界経済に溶け込み、グローバル化の成果を分かち合うことという責務を果たさないことはない。これは以前から、欧州委員会の対外政策の重要な内容となっている。欧州委員会は加盟国に対して、2010年に国民総所得(GNI)の0.56%をODA・政府開発援助に用い、2015年にこの数字を0.7%に引き上げるよう、数回も促した」と述べました。

 4月2日からイギリスのロンドンで開催されるG20金融サミットについて、バローゾ委員長は、「金融サミットの役割は協調行動をとり、金融危機に対応し、実体経済を刺激すると共に、『開放的な世界経済』を保ち、よりよくグローバル化を推進することだ。これは、先進国にも発展途上国にも緊密に関わっている。発展問題をより良く解決することは、金融危機解決案の一部分だ」と指摘しました。(翻訳:シュ コウ)

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