インターネットを通じて社会各界の人々に生態建設公益活動に参加させることを目的とする「第1回中国ネット植樹祭」がこのほど、北京でスタートしました。

　中国人口福祉基金、中国緑化基金、東南衛星テレビが共同で行った今回の植樹祭は、国民の義務的植樹運動を推進し、国連の十億人の植樹行動に応え、ネット時代の国民義務植樹運動を開くことに有益な試みだということです。

　インターネット利用者は政府のウェブサイトwww.wzjh.org.cnにアクセスして、1本5元の価格で植樹を寄付することができます。集めた寄付金はすべて「幸福の環境ーー西部緑化行動」の生態建設公益プロジェクトに用いられるということです。

　現在、中国の荒漠化土地面積は263万6200平方キロに達し、国土面積の3分の1、砂漠化した土地は173万9700平方キロで国土面積の5分の1を占めています。4億人近くの人口が砂漠化の脅威を受け、貧困人口の半数はこれらの地域に生活しています。（翻訳：玉華　チェック：金井）