中国共産党中央政治局の李長春委員は22日午後、シドニでオーストラリアのニューサウスウェールズ州知事であるバシール総督代行と会談しました。

　李長春委員は、このほど火災と水害に見舞われたニューサウスウェールズ州の人々に慰問の意を表した上で、中国とオーストラリアの関係、ニューサウスウェールズ州が両国関係の中で果たした重要な役割を高く評価しました。

　李委員はその中で、「両国の地方間の友好交流と互恵協力は両国関係の全面的な発展にとって重要な基礎と原動力となっている。ニューサウスウェールズ州が中国と、経済貿易協力と文化交流を強化し、民間の友情を深め、両国関係の前向きな発展を推し進めていくよう希望する」と述べました。

　バシール総督代行は、「1974年から何度も中国を訪れたが、中国の人々に対し深い友情を持っており、中国の30年間の大きな変化を自らの目で確かめた。中国とオーストラリアの各分野における友好協力は、アジア太平洋地域の平和発展にとって重要だと認識している」と語りました。

（翻訳：洋　チェック：大澤）