中国共産党総書記でもある胡錦涛国家主席が19日午後北京で、朝鮮のキム・ヨンイル首相と会見しました。
席上、胡錦涛主席は「中国の党と政府は中朝関係を高度に重視しており、中国側は"伝統を受け継ぎ、未来に目を向け、善隣友好を結び、協力を強化していく"という精神に則って、両国の国交樹立60周年を契機に、伝統的友情を昂揚し、友好往来を強め、戦略的な意思疎通を深め、実務的協力を推し進め、両国の善隣友好協力関係のより麗しい未来を共に作り出していきたい」と述べました。
これに対しキム・ヨンイル首相は、「両国の伝統的友好協力関係を絶えず発展させ、伝統的友情を子々孫々伝えていくことは朝鮮の党と政府のゆるぎない方針であり、朝鮮側は、両国の友好協力関係を発展させるため絶えず努力していく」との姿勢を表明しました。
朝鮮半島の核問題に触れた際、胡錦涛主席は「当面の困難を克服し、六ヶ国協議をいち早く回復させることは、関係各方面が共に直面している課題である。中国側は、関係各方面が大局を重んじ、問題を適切に解決し、六ヶ国協議の前進を促すよう希望する。中国側はこのため朝鮮側、及び関係各方面と共に努力していく」と述べました。
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