モーリシャスを訪問中の胡錦涛主席は17日に首都のポートルイスで、モーリシャスのアヌルード・ジュグノート大統領、それにナヴィンチャンドウ・ラングーラム首相とそれぞれ会談しました。
ジュグノート大統領との会談で、胡主席は「双方は、両国関係の発展を非常に重視しており、政治、経済、貿易、文化、教育、観光などでの協力も大きな成果を上げている。中国は、今後もモーリシャスとハイレベルな交流を続け、各分野における友好協力を推進し、国際金融危機に共に対応していく」と述べました。
これに対し、ジュグノート大統領は、中国側の長期的な支持と支援に感謝の意を示し、今回の訪問は両国の友好関係をより深めるだろうと語りました。
一方、ラングーラム首相との会談で、胡主席は「国交樹立後37年の間、両国は相互尊重や対等な立場で健全な友好協力を発展させてきた。国際金融危機による影響が広がる中、発展途上国である中国とモーリシャスは、提携を強めることで金融危機に立ち向かう必要がある」と述べました。
これに対し、ラングーラム首相は、各分野での互恵協力を拡大していきたいと強調し、中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットで合意された支援策を中国が予定通りに実施していることを高く評価しました。(翻訳:コオリ・ミン チェック:安藤)
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