中国の温家宝首相は13日北京で、「深刻な金融危機の中で、経済が立ち遅れている国を見捨ててはならない。G20・主要20カ国グループ金融サミットでは発展途上国、特に貧困国への関心と支援を重要な課題として取り上げるべきだ」との考えを示しました。
温首相は中国全人代年次総会閉会後の記者会見で、南アフリカの記者の質問に答え、「国連のミレニアム開発目標を変えてはならない。中国は最大の発展途上国として、2008年までに46カ国の貧困国の債務を免除した。その金額は400億元余りに上った。さらに、去年中国は、2008年末までに貧困国が返済していない債務の全額を免除し、これらの国からの輸入製品に対しゼロ関税を実施した」と述べました。
さらに、「中国は、アフリカの病院と学校の建設に対する支援を拡大し、アフリカからの留学生の受け入れ人数を増やし、地元への医療関係者や教師の派遣を増加する計画だ」と示しました。
(翻訳:洋 チェック:金井)
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